商品説明

種別	脇差
国	越前
時代	江戸時代初期
法量	長さ：３５．９ｃｍ（１尺１寸８分強）反り：０．５ｃｍ元幅：３．１４ｃｍ元重：０．７１ｃｍ
附	康継大鑑所載特別保存刀剣特別貴重刀剣金着せ一重はばき白鞘京都府登録：昭和３２年４月１１日交付
銘文	肥後大掾藤原下坂
説明	肥後大掾下坂銘は、従来初代康継の初銘とされてきましたが、実際には肥後大掾を冠する越前刀工は数工存在しています。すなわち、初代康継・貞国・兼法・国康等であり、中でも初代康継・貞国・兼法は活躍年代も同時代で銘振りも似通っており、全体の鏨運びも同様もしくは同趣であり、加えて作風も共通するものです。それ故、肥後大掾下坂銘を明確に区別することは現時点では困難とされています。　この脇差は、銘振り、及び作風から判断すると初代康継初期銘ではないかと思われるもので、板目鍛えに地沸厚くつき、刃文は小湾れに互の目交じり、小沸よくつき、砂流しかかり、金筋入る。また、記内の手による彫刻も刀身と見事に調和しており、初代康継の一作風を示した優品です。

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クオリティランク	自己採点を表示しています。【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。マイナス点はコメントを参照して下さい。ランク５～ランク１０【ランク５～１０　段階で商品のクオリティーを評価しています。】
コメント	江戸新刀最上作　初代越前康継の初銘とも云われた作品です。本作は戦後の大愛刀家として十指に名を馳せた、故高津嘉之先生の旧蔵品の1振りです。地刃共に健全。