








クオリティランク | ![]() 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ![]() ![]() 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
---|---|
コメント | 本作は生茎無銘の平造りの脇差です。身幅が広く、寸が延び、重ねがやや薄くなる体配が南北朝時代の典型的な脇差姿を示しており、地鉄鍛えは板目肌に杢目・大板目が交じり、肌立ちごころに、地沸厚くつき、荒い地沸を交え、地景がよく入ります。刃文は小湾れに互の目が交じり、匂深く沸厚く荒沸つき、沸筋・砂流し・金筋・湯走り風を交えるなどの出来口を示しております。地鉄・刃文共に左国弘の作風をよく呈しており、小作品ながらも華やかな出来が見応えのある名品となります。 (以下鞘書より抜粋) 生茎無銘しかれども同工の所伝之有り、帽子に左文字気質が窺われ、延文・貞治型の姿態に湾れ主調の乱れを焼き、地刃盛んに沸付き、様々な働きを織り成す動勢豊かな優品也。 一類中にありて取合せ活気の漲る作風を示す事から、同工に収斂される者ありて所伝は妥当也。 地刃共に健全。 |
価格:0円(税込)