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【脇差】 無銘(伝左国弘) NEW

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種別 脇差 筑前
時代 南北朝時代中期
法量 長さ:30.4cm
反り:0.3cm
元幅:2.88cm
先幅:2.40cm
元重:0.48cm
第48回重要刀剣指定
台付き葵紋透かし金無垢二重はばき
白鞘
東京都登録:昭和26年3月7日交付
銘文 無銘(伝左国弘)
説明  南北朝時代の初期、筑前国には正宗十哲の一人である大左が登場し、従来の伝統的な九州物の作域から脱皮し、地刃が明るく冴れ、垢抜けした相州伝本位の作風を確立しました。左文字一門には安吉・行弘・吉貞・国弘・弘行・弘安・貞吉らがおり、師風をよく継承し大いに栄えました。国弘は吉弘の子、また一説には定行の子とも伝えられ、有銘の現存作は少なく、僅かに短刀に正平十二年紀のものがあって、おおよその活躍期を窺い知ることができます。古来より本阿弥家では左文字一門として極める際に、最も盛んに乱れたものに国弘と極める傾向にあります。

【脇差】 無銘(伝左国弘)

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コメント  本作は生茎無銘の平造りの脇差です。身幅が広く、寸が延び、重ねがやや薄くなる体配が南北朝時代の典型的な脇差姿を示しており、地鉄鍛えは板目肌に杢目・大板目が交じり、肌立ちごころに、地沸厚くつき、荒い地沸を交え、地景がよく入ります。刃文は小湾れに互の目が交じり、匂深く沸厚く荒沸つき、沸筋・砂流し・金筋・湯走り風を交えるなどの出来口を示しております。地鉄・刃文共に左国弘の作風をよく呈しており、小作品ながらも華やかな出来が見応えのある名品となります。
(以下鞘書より抜粋)
生茎無銘しかれども同工の所伝之有り、帽子に左文字気質が窺われ、延文・貞治型の姿態に湾れ主調の乱れを焼き、地刃盛んに沸付き、様々な働きを織り成す動勢豊かな優品也。
一類中にありて取合せ活気の漲る作風を示す事から、同工に収斂される者ありて所伝は妥当也。

地刃共に健全。

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