種別 | 寸延短刀 | 国 | 備中・江戸 |
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時代 | 江戸時代初期 | ||
法量 | 長さ:32.5cm(1尺7分) 反り:なし 造り:平造り、庵棟 元幅:3.35cm 元重:0.71cm |
附 | 保存刀剣 銀無垢一重はばき 白鞘 広島県登録:昭和55年2月7日交付 |
銘文 | 大月山城守源国重 万治元年八月日 |
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説明 | 山城守国重は、大月与五郎国重の弟で名を市蔵といい、寛永六年頃に八郎左衛門に改めました。正保二年に山城大掾を受領しており、後に山城守を受領したものと思われます。彼は江戸・作州津山に於いても作刀しており、二代山城大掾国重と共に江戸水田と称されています。 本作は、国重晩年期の山城守受領後の作で、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸つき、刃文は中直刃調に浅く湾れ、匂深く小沸よくつき、小足入り、細かな金筋頻りにかかり、地刃共に明るく冴える。なお、大月山城守を刻した銘と併せ、万治元年紀も資料的に貴重な作品といえます。 |
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クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 資料的に非常に価値のある水田国重の短刀(寸延び)のご紹介です。そもそも新刀初期の短刀は数が少なく中でも備中水田国重派の作品には特に少ない傾向がみられます。万治年紀も一層資料性を高めています。地刃共に健全。 |