種別 | 刀 | 国 | 肥前 |
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時代 | 江戸時代初期 | ||
法量 | 長さ:70.7cm(2尺3寸3分強) 反り:2.1cm 元幅:3.12cm 先幅:2.20cm 元重:0.68cm |
附 | 特別保存刀剣 銀着せ一重はばき 白鞘 香川県登録:平成17年4月21日交付 |
銘文 | 肥前国住近江大掾藤原忠広 | ||
説明 | 近江大掾忠広は初代忠吉の子で、寛永九年に父が没した時は未だ十九歳の青年でしたが、同九年から作刀が見られます。これは元来刀匠としての天分と技量を持ち合わせていた事はもちろんですが、初代忠吉の弟子達の協力によって彼を助けたことも大きな力となっています。寛永十八年七月に近江大掾を受領し、元禄六年八十一歳で没するまでの間、作刀歴は六十有余年におよび、肥前刀工中で最も多くの作品を残しています。 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸微塵に厚くつき、米糠肌状となり、細かな地景入る。刃文は中直刃を基調に浅く湾れ、足よく入り、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
申込用紙を印刷してご記入の上、 086-420-0066までFAXして頂く事でご契約となります。 |
クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 肥前国を代表する刀工群に忠吉一門が著名であり、中でも忠吉家二代目に相当するご紹介の近江大掾藤原忠広は、長命であったことと三代目を継いだ陸奥守忠吉を筆頭に彼を支えた優秀な弟子たちにより多くの名作を遺しています。 今回ご紹介の刀は、鍛えが精良で一段と優れ、焼刃の小沸がむらなく厚くつき、地刃共に一際明るく冴えた優品です。 地刃共に健全。 (本作は委託出品となっています) |