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【刀】 筑州住左行秀 嘉永五年八月日 NEW

左行秀 画像
筑州住左行秀 嘉永五年八月日・差表 筑州住左行秀 嘉永五年八月日・差裏
筑州住左行秀 嘉永五年八月日・表銘 筑州住左行秀 嘉永五年八月日・裏銘
筑州住左行秀 嘉永五年八月日・鑑定書

種別 土佐
時代 江戸時代後期
法量 長さ:72.7cm
反り:1.2cm
元幅:3.20cm
先幅:2.50cm
元重:0.67cm
特別保存刀剣鑑定書
銀無垢二重はばき
白鞘
高知県登録:昭和33年1月30日交付
銘文 筑州住左行秀
嘉永五年八月日
説明 左行秀は、豊永久兵衛と云い、伊藤又兵衛盛重の嫡子として文化十年、筑前国上座郡朝倉の星丸村に生まれました。
自らを筑前左文字三十九代目を以て任じており、作刀にはそれを刻銘したものが存在します。
天保初年に出府し、細川正義門人である清水久義に鍛刀の技を学び、弘化三年・行秀三十四歳の時に、土佐・山内家のお抱え刀工であった関田勝廣の推挙により土佐に下り、安政二年十月土佐藩工となり、当地で活躍しました。
万延元年の終りから文久二年の初め頃、再び江戸に上り、深川砂村の土佐藩邸に居所を構えて作刀し、慶應三年五月の夏に土佐に帰りました。
その間土佐とを往復していた際に坂本龍馬の実兄・坂本直方などの依頼により作刀していた事でも有名で、この後より「東虎」と銘しています。彼の作刀は明治三年で終り、晩年は明治二十年七十五歳で没するまで、嫡子幾馬と横浜で暮らしています。
加えて新々刀最上作として名高い左行秀は、「土佐正宗」の異名をとり、土佐藩十五代藩主の山内容堂からも「今様正宗」と絶賛されるなど、同時代的な評価が極めて高かったことでも知られている、新々刀屈指の名工です。

【刀】 筑州住左行秀 嘉永五年八月日

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【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。
マイナス点はコメントを参照して下さい。
ランク5 ランク5 ~ ランク10 ランク10
【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】
コメント 本作は、左行秀による屈指の名作で、鍛え肌小板目よく詰み地沸つき、刃文は焼幅やや広目の中直刃明るく冴え、刃中に小足・葉等の働きが豊富で、匂深く小沸つくなど本工の技量を遺憾なく発揮した一振りです。 地刃共に健全。

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