種別 | 太刀 | 国 | 東京都 |
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時代 | 平成 | ||
法量 | 長さ:76.8cm(2尺5寸3分) 反り:2.8cm 元幅:3.3cm 先幅:2.4cm 元重:8.2cm |
附 | 林原美術館旧蔵品 個展図録(本作所載) 金着せ一重太刀はばき 白鞘 東京都登録:平成3年5月14日交付 |
銘文 | 於越後国義光作之 平成三年秋吉祥日 |
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説明 | 大野義光刀匠は昭和二十三年に新潟県に生まれ、学生の頃から日本刀に興味を持ち、昭和四十四年に吉原義人、荘二氏に師事し、日本刀製作の道に入りました。昭和五十年には文化庁より美術刀剣類制作承認を受け、同年の新作名刀展に初出品して奨励賞を受賞、その後、高松宮賞・文化庁長官賞など幾多の特賞を受賞、昭和六十年には無鑑査認定となりました。彼は大野丁子と呼称される独特の華やかな丁子乱れを焼き、現代刀工界屈指の名工として知られています。 この太刀は、鎌倉時代の名工長光に倣ったもので、身幅広く、豪壮な体配を呈しており、小板目肌がよく詰んだ精美な鍛えに地沸細かにつき、映りごころ現れる。刃文は頭の丸い丁子乱れに足・葉よく入り、匂口締まりごころに明るく冴えるなど、長光の特色を示しており、本工の高度な技量を存分に示した作品です。 |
クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 「大野義光重花丁子の世界」に掲載されている、大野義光刀匠による鎌倉期備前長船の巨匠・国宝 名物津田遠江長光写しの太刀の傑作をご紹介致します。 本作は林原美術館旧蔵の名作で個展図録も附属しています。図録掲載分の入手は困難な為、お早めのご検討をお奨めいたします。地刃共に健全。 |
平成24年3月25日 大野義光刀匠がご来館され掲載の太刀を鑑賞されました。 |