種別 | 短刀 | 国 | 東京 |
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時代 | 明治~昭和 | ||
法量 | 長さ:21.1cm(7寸弱) 反り:なし 元幅:2.43cm 元重:0.60cm |
附 | 金着せ一重はばき 白鞘 岡山県登録:平成26年8月8日交付 |
銘文 | 笠間一貫斉繁継彫同作 昭和三十二年十月吉日 |
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説明 | 笠間一貫斉繁継は伯父である一貫斉繁寿に学び、更に土佐の森岡正吉の指導を受け、明治三十六年に上京し、栗原彦三郎の日本刀鍛錬伝習所の師範として多くの刀工達の指導に尽力を注ぎました。その作風は、備前伝の丁子乱れや片山一文字風の逆丁字乱れを得意としていますが、刀身彫刻の名手としても知られており、宮口寿広・酒井繁正・塚本起正・人間国宝の宮入昭平など、優れた刀工達を育成しています。 この短刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸細かにつく。刃文は互の目丁子刃、小沸よくつき、足長く入り、表裏に施された濃密な刀身彫刻と共に、本工の典型的作風を見事に示した作品です。 |
申込用紙を印刷してご記入の上、 086-420-0066までFAXして頂く事でご契約となります。 |
クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 笠間一貫斎繁継は「日本刀鍛錬伝習所」師範として著名で、のちには渋谷常盤松・頭山満邸内での鍛刀にてその手腕を発揮しています。また刀身彫刻の巧手で、緻密・繊細な彫刻を含め多くの名作を残しています。なお本作にも櫃内火焔不動明王の迫力溢れる刀身彫刻が施されてた、笠間一貫斎繁継の優品の短刀一口でございます。 (今回米国からの里帰り品。古研ぎのためヒケ多数あり。研磨後納品ご希望の場合・別途5万円の研磨料で承らせて頂きます。) 地刃共に健全。 |