種別 | 刀 | 国 | 備中 |
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時代 | 南北朝時代後期~室町時代初期(応永) | ||
法量 | 長さ:63.9cm(2尺1寸1分弱) 反り:2.15cm 元幅:2.90cm 先幅:1.91cm 元重:0.62cm |
附 | 保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 宮崎県登録:平成12年9月25日交付 |
銘文 | 無銘(青江長次) | ||
説明 | 長次は備中青江派最後の刀工で、その現存する作は十指に満たないものですが、文和年紀及び応永年紀のものが残されています。長次の作風は穏やかな直刃、あるいは華やかな丁子乱れを焼いていますが、南北朝前期の青江物とは異なり、逆丁子にならない点に特色を示している事から「青江長次」極めとなっています。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき地斑映りが仄かに現われる。刃文は丁子に小丁子交じり、足・葉頻りに入り、匂口明るく冴えるなど、地刃共に優れた出来映えを示した一振りです。 |
クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 青江長次極めの刀をご紹介いたします。 精良な地鉄鍛え、及び変化に富んだ華やかな丁子刃に本工の特色と見所を示した青江の名作を余すところなく感じ取って戴ける作品です。 地刃共に健全。 |