種別 | 脇差 | 国 | 備前 |
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時代 | 南北朝時代 | ||
法量 | 長さ:54.6cm(1尺8寸) 反り:1.2cm 元幅:3.10cm 先幅:2.70cm 元重:0.69cm |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 黒呂色塗鞘脇差拵 白鞘 栃木県登録:平成元年5月18日交付 |
銘文 | 無銘 兼長 | ||
説明 | 兼長は備前長義の門人で、現存する在銘作は極めて少ないものですが、同作中に重要美術品指定の貞治五年紀の脇差があり、皆焼風の作柄を示しています。この他に重要刀剣指定の至徳四年紀、及び特別重要刀剣指定の嘉慶二年紀の各短刀が残されています。これらの作風は、沸が強く地刃の働きも豊富で、長義の作風に近似しながらも、それ以上に相州伝が強調された出来口を示している点が注目されます。 本作は小板目鍛えに地沸細かにつき、地景入る。刃文は腰開きの互の目主調に尖り刃・丁子などを交え、飛焼かかり、足・葉よく入り、小沸つき、砂流しかかる。 |
クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 相伝備前の代表刀工、兼長の名品をご紹介いたします。
身幅広く、大鋒の体配に南北朝期の時代色を示しており、腰開きの変化に富んだ山形
風の乱れ刃や、突き上げて尖った帽子に兼長の見所が示されています。 地刃共に健全。 |