種別 | 短刀 | 国 | 相模 |
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時代 | 鎌倉時代中期 | ||
法量 | 長さ:23.1cm 反り:僅かに内反り 元幅:2.05cm 先幅:1.47cm 元重:0.47 |
附 | 特別保存刀剣 白鞘 金着せ二重はばき |
銘文 | 無銘 伝(新藤五) | ||
説明 | 新藤五国光は相州鍛冶の祖として、相州伝という新作風を樹立したばかりでなく、行光・正宗・則重等の名工を育成した鎌倉時代屈指の巨匠です。彼の作風は一見粟田口風ですが、地景・金筋など地刃の働きが一段と目立っている処に特色があります。国光の作刀で年紀のあるものは永仁元年より元亨四年までの四十二年間に亘っており、古来より短刀の名手と賞賛される通り、国宝・重要文化財など幾多の名作を伝えています。 |
クオリティランク | 自己採点を表示しています。 【刀身の健全度・研磨の状態・白鞘 はばきなどの装備品など】総合的に採点しました。 マイナス点はコメントを参照して下さい。 ランク5 ~ ランク10 【ランク5~10 段階で商品のクオリティーを評価しています。】 |
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コメント | 本作は、先僅かに内反りのある新藤五極めの短刀です。地鉄鍛えは、板目肌に杢目交じり、地沸厚くつき、地景入り、沸映り立ちます。刃文は細直刃、僅かにほつれ、総体に小沸よくつき、細かな金筋かかるなど、新藤五国光の特色が存分に示された一口です。 地刃共に健全。 |